2011年11月08日

ダンスオブヴァンパイア製作発表

本日は11月27日から帝国劇場で上演される『ダンス オブ ヴァンパイア』の製作発表に行ってきました。

天井近くを飛ぶリー君達

某超一流ホテル二階孔雀の間にて催された今回の製作発表には5400通の応募があり、400人の日頃行いの良い人が当選してお城の舞踏会への招待状を頂きました。
受付を済ませ会場へ入る手前のエントランス天井には、10羽の吸血コウモリがバタバタと羽ばたいていました。目が赤く光っているのが見えますか。

会場は正面の雛段とその右に巨大スクリーン。なんというサービスの良さでしょう。

登壇者は向かって左から山崎、浦井、石川、山口、知念、高橋、“嘘つき演出家”山田氏 『皆のアイドル』リー君でした。
製作発表の模様は下のUstreamで見ることができます。








Video streaming by Ustream

歌はWアルフレードで一曲、Wアルフ&Wサラでもう一曲聴くことができました。
気になる新人二人の歌ですが、山崎はさすがの巧さ。巧さだけなら浦井より上だと思ったけれど、なぜか聴いていて心に響いたのは浦井の方だったという不思議。たぶん役の入り方の違いなんだろうね。

サラは高橋さんが意外と歌えていたと思う。声量がないと巷の評価のようですが、そうだった?本番での声量の不足はPAさんに頑張って貰うしかないですね。私としては音を外されるぐらいなら、声量がない方がマシ。ただし歌声が私の苦手な知念と近いアイドル声なのは残念。身近な手本が同役の先輩だからだとしたら、本番までにミュージカルの舞台における自分自身の歌い方を見つけて欲しい。サラ役が二人ともアイドル歌唱で選択肢が一つしかないのはダメでしょ。

山口&石川の両氏は「自分の役に向かって一言叫べ」というお題にマイクなしで応えていたけれど、500人以上の大きな会場の後ろまで地声でハッキリと聞こえたのはやはり流石としか言いようがない。

その後、銀ぶらしていたら…
posted by チャンドゥ at 22:04| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月05日

天守物語@新国立中劇場

白井晃演出の泉鏡花『天守物語』を鑑賞しました。

天守夫人   富姫:篠井英介
姫川図書之助   :平岡祐太
猪苗代亀の城 亀姫:奥村佳恵
奥女中     薄:江波杏子
朱の盤坊     :坂元健児
舌長姥      :田根楽子
近江之丞桃六   :小林勝也

一階席9列目までを潰して舞台を設えたため、二階席からは椅子の上に特製座布団を敷いての鑑賞になりました。

明治以降の日本文学を避けて生きて来たので、泉鏡花がどのような作品を世に出したのかも知りませんでした。そんな人間がどうしてこの作品のチケットを買ったのかと言えば、自分の好きなミュージカル俳優、サカケンが出演しているからです。
※本ブログ中のこの記事のカテゴリーがミュージカルになっていますが、この舞台はミュージカルではありません。

しかし自分の贔屓がまさか、地顔も判別できないような役柄だとは思いもよりませんでした。でも役としてはサカケンのキャラクターによく合っていて、カラッと明快で存在感のある役でした。この役にサカケンをキャスティングをした人、スゲェ。
「ぼろぼんぼろぼん」だっけ? ヤンヤヤンヤみたいなニュアンスの擬態語or擬音語なのかしら。

さて、(幕はなかったけれど)幕が開いてから愕然としたのが「科白の意味が判らない」。日本語が判らないんです。でも判らないのは仕方がないのでそこはスルーして、理解できる部分を聴き逃さないように集中集中。
するといつしか富姫の科白に引き込まれ、何という美しい言葉の連続なのかと訳もなく幸せな気分に。そして最大の山場「千歳百歳に唯一度、たった一度の恋だのに…」あたりでは思いがけず泣けてしまった。

篠井さんの着物の裾捌きが美しい! 向き直る度に裾が180度サラリと翻るその優雅さと言ったら! 科白の美しさと共にウットリさせていただきました。

でも、最後の最後にどうして獅子頭を彫った職人・桃六が突然現れたのですか? お陰でハッピーエンドで終われて見る方は凄く救われたけれど、頭の中は「???」でした。

休憩なしの二時間の公演、特製座布団のため足が下に付かず、太ももと臀部が強烈に疲れました。それでも舞台セットは幻想的で目新しくて、とても面白かったです。
お金があったら一階席でもう一度見たい舞台です。
posted by チャンドゥ at 22:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月29日

オペラ座の怪人@汐留「海」

前日予約でチケットを購入して、10月29日のソワレに行きました。
中井さんが京都でラウルを演じ始めた時から中井ラウルが聴きたくて、でも東京開幕でどの役者が出てくるか判らないからチケットを抑えられなくて、蓋を開ければ中井ラウルだったのでとにかく10月中に行きたくて、今週当面やらなければならなかった事が片付いたのでやっとチケットを手配しました。

四季公式サイトやokepiをチェックすると11月で良い席が出てたりするけれど、来月では役者が代わっているかも知れない。四季の場合は当日劇場に行かないと役者が判らないというのが私にとっては大変ネックになっていて、そのためにチケットを買うのが怖い⇒チケット買い控える⇒そのうち今回は見に行かなくてもいいかという気になってしまう。全ての日でなくてもいいから、この日はこの顔ぶれで見られるという予定を公開してくれると、それに合わせてチケットを買うのに。

近日発売のクリスティーヌ・ベアとラウル・ベア。
オペラ座の怪人テディベア

中井ラウルと同じく絶対に聴きたかったのが美声で評判の高井怪人。そして期待に違わぬ素晴らしい声でした。やっぱりバリトンっていいわ〜。セリフを語る声も低くて艶があってウットリ。シャウトするセリフも迫力があって作っている感じもなくて自然ないい声でした。終盤声が掠れた場面がありましたが、途中で持ち直して良かった。この日はダブルヘッダーだったから、お疲れだったのかしら?

私は劇団四季の役者さんは全然知らないので、中井ラウル以外は特にこだわりはありません。
クリスティーヌは苫田さんという方で、可愛らしい声とナイスバディ(太ってはいないわよ)が印象に残りました。私としてはPoint of no returnでクリスティーヌが色っぽくないと満足度が下がるのですが、この方はバッチグーでした。あと、お父さんのお墓の前の歌は迫力あったなぁ。

そして自分の中では祭り気分で鑑賞した中井ラウル。レ・ミゼのレーグル役で見染めて以来(司教の方じゃないのかよ)、東宝の舞台でアンサンブルの中から中井探しに精を出して来ました。キャンディードの六人の王とか良かったよねー。しかし所詮はアンサンブル、歌声を聴けるのは短いフレーズでしかありませんでした。だからラウルが登場して歌って喋って、それを聴きながら私の頭の中はお祭り状態になってしまったわけです。
安心して聴ける歌の技量、アンサンブルで一瞬歌っても際立つ美声がラウルとして歌いっぱなし、顔なんか時々マツケンに見えました。ま、顔はレーグルの時のちょっともさっとした感じの方が好きだったんだけれど。顔はメイクでどうにでも作れるから、あとは身長がもう5センチあったなら、どの演目でもプリンシパルで引く手あまたになれるだろうに。二階B席だったから表情とか全然見えなかったので演技力は何とも言えないけれど、青年貴族の颯爽とした雰囲気は感じられました。
何はともあれ声なんです、声。プリマドンナとかでも存在感を感じられるバリトンで、あの人数で歌っていても声が通るんです。お陰で声を見失わず(聴き失わず)にいられました。四季に入団と聞いた時にはちょっと残念だったけれど、その結果がこの祭りなら今は素直に喜べる。でも入団してよくぞ直ぐにラウルなんて大役を射とめられたわよね。私は全然熱心なファンではありませんが、いずれは怪人役でその声を聴かせていただきたいです。

オペラ座の怪人の中で実は好きな登場人物であるカルロッタ。数年前の映画では大女、25周年記念公演では太ったレディと、公演毎に役者の特徴が全く異なるのがカルロッタです。この日は河村さんという方。歌については問題ありませんでしたが、演技にもっとアクが欲しかったです。体型も普通で大人し目のカルロッタでした。

最近の四季は音楽にテープを使用する舞台も多いと聞きます。オペラ座は生オケ。客席に入る前から楽器のチューニングの音が聴こえてきて、否が応でも舞台鑑賞の気分が高まります。このチューニングの音を聴いていると何か芳しい香りを嗅いでいるような気になるのですが、楽器の音が空気を震わせてフィトンチッドのような身体に良い物質を発生させているのではないかとすら考えてしまいます。まーでも、本番が始まったら楽器の音は薄かったですけれどね。もっと金管をカーンと派手にぶっ放して欲しかった部分が何箇所もあったし、もっと分厚い弦楽器を聴きたかったのも何曲もありました。

よく考えればここ数年はオペラ座の怪人を映画館でばかり見ていました。だからオープニングでシャンデリアがせり上がっていくのを見た時は、ゾクゾクッときましたよ。やっぱり生舞台の迫力は違う!映画はセットや小道具が素晴らしかったけれど、本物が自分の視線の数十メートル先を上がって行ったり怪人が天使像に乗っていたりするのを見ると、本物は発する熱気が全然違うとつくづく思いました。

次は一階のセンターブロックで鑑賞したいけれど、中井さんはいつまで見られるのかしら?今からでも良席を取れる数か月先の公演では、リスクがあり過ぎるんだよね。そしていつものパターンで見過ごしてしまうのかしら。
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2011年10月24日

オペラ座の怪人25周年記念公演@ロイヤルアルバートホール

標記の公演のMovieを銀座で見ました。
これは2000円のチケット代が惜しくない映画でした。

ファントム役のラミン・カリムルー氏は歌よし演技よし。今回の映画を見て初めて、『オペラ座の怪人』ってこんなにエロいミュージカルだったんだと感じました。ラミンさんはまだ30代前半?それでファントム役を務められるとは凄い役者さんなのですね。昨年のレミ25周年コンサート映画でアンジョルラスで出てきて、兄貴系の熱いアンジョがモロ好みのタイプでした。いつか彼の生舞台を観てみたい。

クリスティーヌは可憐さこそなかったけれど、美人(叶姉妹の姉似)で歌ウマで、Point of no returnは色っぽくて、最後に怪人に「選べ!」と迫られ心が揺れ動く演技に引き込まれました。

ラウルはイケメンでした。しかし後半に怪人を罠にはめようと画策する場面で、明らかにクリスティーヌは怖がっているのに彼女を余り思いやることもなく対決を強行する辺り、ワンマンな人物像を初めて感じました。確かオペラ座の続編ではラウルは余り良い人物ではないんだよね?そこに繋がる感じかしら。

100人のオーケストラの音の厚みは大満足です。ホルンが三人もいるんだぜぃ。でも期待したマスカレードは凄い人数が舞台上にいたけれど、迫力が今一つ画面から伝わってこなかった。ここは煩いくらいでも良かったのに。

本編が終わった後にサラ・ブライトマンと4人のファントム役者が出てきた。噂に聞くJOJ氏の歌声を初めて聴いた、そして惚れた。彼のファントムを聴きにロンドンに行きたい。次のロンドンファントムの声は全く好きになれない。オーストラリア・ファントムの声も素敵だった。
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2011年10月02日

ハモリズム@松戸・森のホール21

ゴスペラーズのハモリズムツアー二日目、松戸に行って来た。
今回のライブはいいよ!特に後半、ミラーボールが回り始めてからが怒涛の音圧ってカンジだった。ハモリの熱さと重さ(良い意味で)を感じられて、満足度が高い。

時間が出来たら書き足すかも。

下はセットリスト。
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posted by チャンドゥ at 23:37| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月15日

募金する気満々だったのに…

今日の三銃士@帝劇はマチネのみの公演だったので、終演後キャストが募金箱を持ってお客を送り出すのです。しかも私の好きなキャストが募金箱お当番だったので、今日は観劇したかった。

ハローワークに行ったついでに銀座に回って金券屋をチェックしたけれど、今日のチケットは取り扱いなし。泣く泣く銀座を後にしたのでした。募金するつもりでピン札も準備していたんだけれどね。
posted by チャンドゥ at 20:32| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月02日

三銃士8/2ソワレ

順不同で書きなぐります。

ラ・ロシェルの場面で三銃士がテントから顔を出すシーン。
デフォルトはサトスを頂点とする△形だけれど、サトスは自分のセリフがない時に顔出しの切れ込みに添って顔を下にスライド。三銃士の顔の位置がサトスを下にした▽形に変形!スポットライトが追い付かず。そしてまた自分のセリフの番が来ると顔を上にスライドさせて△形に復帰。顔だけが垂直にスー、スーとスライドして、かなり面白かった!客席からどう見えているか計算し尽くしているサトス素晴らしい。

リシュリューがスタンドマイクの軸を持って歌うシーンの横でマントを翻して踊るロシュフォールの恰好良いことといったら!吉野さんの歌声が苦手な私にとって、ロシュフォール役は最良の選択ですわ。見てくれだけでは惚れないが、ロシュフォールはマジ眼福。でも階段落ちを毎回やって、本当に身体は大丈夫? 舞台の上であの高低差のある場所で、わざと足を踏み外して転がり落ちるというのを確実に演じるというのは、吉野さんの身体能力の高さはいかばかりか。

リシュリューの一幕目の長台詞、慇懃無礼さを出しているのは理解できるが、わざとらし過ぎで白ける。三日目の方が役柄の威厳があって良かった。でも山口さんの演じる役の中では、リシュリューがマイベストかも。セリフの声が良いし歌も静かな祈りの歌から面白ロックまで、色々と楽しませてくれる。「わが心、氷にあらず」の時の両手バンザイのアクション、あれ、もうちょっとどうにか(カッコよく)ならんかね。

ミレディの動作が現実離れして颯爽として恰好よい。颯爽としているのはいいのだが、東宝三銃士のミレディがあんなに恰好よく動く必要はあるのかな。結局東宝三銃士のミレディは、捨てきれなかった愛ゆえに愚かな行動に走る女を描いたわけでしょ?ならば動作にしてももっと女の部分を強調した方が、役の描き方に合っているのではないかしら。あと、セリフの喋り方が一人周囲から浮いているけれど、あれがヅカ風なのかね? 歌の節の終わりを変な風に抜くのもヅカ風歌唱? あの歌のクセが自分に乗り移るのは絶対に避けたいので、あまり聴き入らないようにしている。

二幕目のミレディと王妃のソロがそれぞれアトスやルイとのデュエットになったのは、東宝グッジョブ! 他の曲はドイツ盤を聴いて脳内変換しているけれど、この二曲のデュエットを聴きたいので、早急にCD化を望む。
しかし二幕目のコンスタンスのソロがカットになったのは残念。良い曲なのに。

あと、「愛こそが命」の出だしのAメロを王妃とミレディに交互に歌わせたのは改悪になってしまった。あの場面を見ていてアンヌ王妃が心情を歌い始めたと思ったら唐突にミレディがしゃしゃり出てくるので、盗み見をしていたアナタがどうして出てくるの?と戸惑ってしまう。あそこはドイツ盤に準じて、Aメロはアンヌ王妃にたっぷりと心の内を歌ってもらい、その間にミレディは自分が秘めた心を歌に乗せるまでの雰囲気作りをして欲しい、観客に納得がいくように。

今日は一日二公演だったせいか、ダルタニアンの最初の二曲は明らかに声に疲れが見えた。特に銃士戦隊ダルタニアンの曲はがなっていて、聴きづらかった。がなりは途中から気にならなくなった。

じゃがいも号がダルタニアンを乗せて歩くのが巧くなっていた。初めて見た時には、まさか人を乗せるとは思わなかったので驚いたものだったが。それにつけても、じゃがいも可愛いよ、じゃがいも。二幕目のカレーの港で出てくる馬、今からでもじゃがいも号に変更できない?「お前、こんな所にいたのか!」みたいに偶然の再会ができないものか。でも本当は、二幕目冒頭の座長解説で語られるパリ⇒カレーを駆け抜ける場面で、三銃士の馬よりも丈夫で長持ちなダルタニアンのじゃがいも号を見たかった。せっかく両親が家に一頭しかない馬を贈ってくれたのだからね。でもパリ⇒カレーの場面自体がカットで解説で語られるのみだから、望むべくもないけれど。

大道芸人のサカケン座長は一幕目・二幕目とも第一声からパキーンと良い声が出ていた。しかし座長の紫の衣装や芸人達の小芝居に気を取られて座長解説を聴き逃すと、意外と話が見えなくなるので、この場面は座長の歌をよく聴いていないといけないと判った。二幕目でリシュリューの真似してリシュリュー本人を茶化す場面で、リシュリュー本人よりイケメン声だった。そして民の怒りを代表して声を荒げる場面の声が良すぎて勿体ない。更にその直後にダルタニアンの事を語る時の声のトーンの落差に戸惑う。あれじゃ軽過ぎてダルタニアンがオマケのように感じられてしまうので、もうちょっとイケメン声を継続してくれないものか。

二回目の観劇でコンスタンスの空気読め無さ度がアップして見えた。「ダルタニアンさえ無事で帰って来てくれさえしたら。私、ダルタニアンの全てが好き!」とか、目の前に居るアンヌ王妃は生命の危機さえある状況なのに、この娘ったら浮かれ過ぎだろ、と。まぁ、若くて純粋だからな。じゃがいも号のでっかいピンクリボン、コンスタンスとお揃いだったのね。えっ…、じゃがいも号ってまさかの牝馬?

酒場のシーンで、ダルタニアンがコンスタンスに「バカンスでプロヴァーンス!」とか言っている所、時々アラミスに巧い言い回しを伝授して貰っているところがツボった。この場面のダルタニアンとアラミスの演技の連携のリズムが凄くいいです。

瞳と紙は漆のような黒で背が高くハンサム、なバッキンガム。本当にその通りの美形ですよね〜。長身イケメン揃いの東宝まつり演目・三銃士の中でも、イケメン度が最高かと。「壁か…!」の間の取り方が巧くなっていた。もっとバッキンガムの出番(=ジェイムズの出番)が見たかったです。

今回は二階席だったので、酒場のシーンで舞台後方に居るジェイムズたんが観察できた。動作がしなやかで遠目でもオカマたんに見えた。へー、サカケンって脳筋に見えてもこんな動作の演技もできるんだー。でも残念ながら私の見た回はアドリブはなかったみたい。首飾り争奪戦の後にアドリブのバリエが色々とあったそうだけれど、とっちゃん坊やも言われなければ、ハシモートーも登場しなかった。しかしハシモートーはあまりにあんまりなネーミングなので、せめてサトシーナにしてはどうか。

首飾り争奪戦はスムーズになっていた。首飾りの赤い箱がかなりあっちこっちに移動していた。そこら辺は二階席だからよく追うことができた。でもこの場面、どこを見れば良いのやら毎回目が泳ぐー。

カレー⇒パリでダルタニアン&三銃士が銀橋を渡り終えたところで拍手が起こっていた。しかし、今回座った二階B席最前列は私(身長153cm)の座高では、目の前の手すりが邪魔でステージの前方1/3が見えない。背筋を精一杯伸ばせばステージ自体は見えるけれど、銀橋は顔しか見えないのだった。なのでこの場面は銀橋ではなく舞台上の大道芸人一座の高速ステップを見ていた。そして私は自然に彼らに拍手を贈ったのだった。なんかさ、スポットライトの当たらない所で一生懸命に走る一座を見ていると、彼らが怒る民衆を代表しているのだなと思った。国の高みで政治を牛耳るお偉方と実際に身体を張る現場(三銃士達)と政治家に振り回される民衆は、党や派閥の中で政治ゲームを繰り返す日本の政治家と被災地で身体を張る人々と、みっともない政治家の姿に怒り現場の人々を応援する日本の人々をそのまま反映しているような気がしました。

三銃士は役者の表情がオペラグラス無しで見える席で観劇したい!
(返す返すも三井住友VISAカードが悪席を寄越しやがったのが残念。銀橋間近の席と自分の二階S席後方列最端の席の値段が同じなんて悔しすぎる。)

千秋楽をS席で見たい。これだけ役者が揃って喋りの面白いメンツばかりなのだから、千秋楽がどうなるか興味ありまくりです。でもこれからチケットを追加するなら、役者の表情が見える席じゃないと買う気になれない。
posted by チャンドゥ at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月21日

三銃士@帝国劇場ストーリー

昨日のエントリーに引き続き、今度は楽曲順にストーリーを追ってみましょう。
(エピソードの順序が色々とあやふやなので、次回鑑賞後修正します。)

序曲のシャキーンという剣の効果音が、ミュージカル三銃士ファンのカタルシスになりそう。このシャキーン音を境に、観客は日々の生活で心に溜まったあれやこれやを忘れて、気持ちのチャンネルを舞台に切り換えるのです。

プロローグ:サカケンがトランプのKの絵のような恰好しとる〜。さっそく銀橋を渡る〜。銀橋があるならS席の10列目以内で見たいよーーー。ええと、オープニングは大道芸人の芝居小屋で、風刺劇をやっています。サカケン座長が進行役として、現在のパリの状況を歌で語ります。ここで観客を物語に引き込まねばだから、歌が下手だと話にならない。サカケンはその点は充分だけれど、座長としては年齢がちょっと若いかな?

今日がその日:ヨチオが製作発表で歌った、まるで戦隊物のような曲。パリに出て活躍してお偉方の覚えも目出度くなって恋もゲットして、というダルタニャンの若さと能天気さが前面に出た曲。アラサーのヨチオがここでどれだけ19歳になりきれるかがポイントだが、ちゃんと能天気な19歳だった。そして、ダルタニャンの父母も登場。ジャガイモ号も。物語ではこの先何度も父が素晴らしい銃士だったことが語られるので、もっとダルタニャンと父のエピソードが欲しかった。途中何度も「父さん」と歌うしね。

帰って来たミレディ:国外追放になっていたミレディがフランスに帰って来て、色々と決意表明する曲。そしてロシュフォールとミレディの諍いを目撃したダルタニャンがそれを止めようとして、早速ロシュフォール&親衛隊との間で派手な騒ぎが起きるけれど、ダルタニャンはこの時点ではロシュフォールに全然敵わず、剣を折られてしまう。その後この短くなった剣は笑いのネタに。

パリ:三銃士登場。ダルタニャンがコンスタンスと出会って喋っている間に、ジャガイモ号が馬泥棒に盗まれる。後を追おうとするダルタニャンとアトスがぶつかるが、決闘の時アトスが腕を痛めていたのは、ダルタニャンとぶつかった時に痛めたもの? それともロシュフォール辺りとの小競り合いで痛めた場所にダルタニャンがぶつかったから、あんなに怒ったの? ポルトスがばら撒いたものは私の席からは見えなかった。クロワッサンじゃなく、もっと大きなフランスパンを豪快にばら撒いて欲しかった。アラミスが拾おうとしたご婦人のハンケチをダルタニャンが先に拾ってしまう場面は、もっとわざとらしく見せればいいのに。ご婦人のハンカチを拾うことがアラミスにとってどんな意味があるのか、今一つ判りません。そして極め付けがダルタニャンの「わーお、もう三人も友達できちゃったゾ」が、ポジティブシンキング過ぎて凄い。

おお、主よ:リシュリュー枢機卿が静かに祈りを捧げる静かな曲。山口さんの低めの声が色っぽい。その後ロシュフォールと何か画策したり国王と王妃が現れたりしたと思うが、今一つ覚えていないので済みません。結局リシュリューがはかりごとを巡らすのは野心があるのか、それとも国を思う心なのか、動機が印象に残っていない。何か語っていたとは思うのだが。国王は宗教だけが心の拠り所という優柔不断そうな人物というのは判った。リシュリューがアンヌ王妃を陥れようとしているのは何でだっけ? 世継ぎができないというのもリシュリューが問題にしていたよね。確かここでリシュリューはアンヌにバッキンガム公(アンヌの昔の恋人)をパリに呼び寄せるように進言するんだっけ?

父さん:母からの手紙で父が急死したことを知ったダルタニャンが、父を思いながら悲しむ曲。

ひとりは皆のために:どのシーンでこの曲を歌っていたか、記憶にない。
三銃士とダルタニャンが決闘しようとするところへ、ロシュフォールと親衛隊が割って入って決闘となる。三銃士が近衛銃士隊の隊員と知り、ダルタニャンは三銃士の助太刀。そしてダルタニャンと三銃士は意気投合、ダルタニャンの父が銃士隊で語り継がれる英雄的存在と判明。その父が銃士を辞めた理由も判明。

近衛銃士隊が国王と王妃に謁見する。そこで親衛隊と小競り合い。ダルタニャンはコンスタンスと再会。

男なんて:リシュリューとミレディが語っている。ミレディはリシュリューの秘密を知っていると脅すが、枢機卿と犯罪者の烙印を押された女、人々はどちらを信じるかと言ってリシュリューは取り合わない。ミレディは聖職者を誘惑した罪で烙印を押されたが、それは冤罪でありミレディは15歳の時にある聖職者から凌辱を受けたのだ。ミレディがリシュリューの秘密をバラすと言っていることから、この聖職者というのがリシュリューであることがうかがえる。ミレディは冤罪を晴らし自由を取り戻すためにリシュリューに従い、リシュリューはそれを利用する。リシュリューはこれだけ卑怯なことをしておきながら、ミレディを利用してやろうとしているのは国のためにアンヌ王妃を陥れること。動機が国のためというのが納得しがたい。
リシュリューに利用される悔しさを胸にミレディが歌うのが、「男なんて」。

アンヌ王妃がコンスタンスに、バッキンガム侯爵を連れてくるよう頼んでいる。

クリスタルの天使:酒場では三銃士とダルタニャンが飲んでいる。奥にはバッキンガム公爵が人目を憚るように座っている。コンスタンスに一目惚れして浮かれるダルタニャンにアトスが女に裏切られた友人の話をする、それがこの歌。「クリスタル」と歌う時の譜割りが悪くて、何と歌っているのかよく聞き取れない。どうしてここは「Angel of crystal」とかにして、原曲のようにクリスタルを音符に乗りやすいように編曲しなかったのか。歌の途中で急に忙しくなって、とても奇妙に聞こえる。

コンスタンスが酒場に登場。ダルタニャンはコンスタンスに名前を聞く。バッキンガム公爵を連れてコンスタンス退場。

コンスタンス:ダルタニャンがコンスタンスのことを思って歌う曲。なぜかバッキンガム公爵の従者ジェイムズが、ダルタニャンが自分に好意を持ったと勘違いし喜んでいる。そして途中で勘違いだったと気付き落ち込む。どうして男の子に好かれて喜ぶのか、ジェイムズよ。

時は流れて:ベルリン盤CDには入っていなかったアンヌ王妃とバッキンガム公爵の二重唱。従者いわく熱い男なのだから、バッキンガム公爵にはもっと堂々と歌っていただきたい。フランスに兵を送らないようバッキンガムに懇願するアンヌ。自分をパリに呼び寄せたのはそれが理由かと怒るバッキンガム。休戦が王妃の意志であることをイギリス王へ証明するため、アンヌは国王と国民から婚儀の際に贈られたというダイヤの首飾りをバッキンガムに預ける。その様子を物陰からうかがうミレディ。

愛こそが命:アンヌ王妃、ミレディ、コンスタンスがそれぞれの愛について歌う曲。「政治と愛は別」「愛を諦められない」「いつか巡り合える愛」。そして「いつかただ一人の人に会えたら、迷わず全てを捨てて共に生きる」と。銀橋に三人の女優が並んで歌うコーラスが美しい曲ですが、ミレディが真ん中なのは納得いきません。この曲のつながりとしてバッキンガムへの愛を捨てざるを得なかったアンヌ王妃のシーンから続いているのに、どうして盗み見をしていたミレディが中央にしゃしゃり出てくるのか、不自然に感じました。しかし楽曲は凄くいい。歌ウマ女優が三人がっぷり組んでハモる曲なんて、ミュージカルにはあまりないですよね。

さて、アンヌ王妃の元からこっそりとしのび出てきたバッキンガム公爵とコンスタンス、迎えに来たジェイムズとダルタニャン、首飾りを奪おうとするロシュフォールとミレディが、門の外で小競り合いを起こします。首飾りの入った鮮やかな赤い箱が敵の手に渡ったり取り戻したりしてステージ上を行ったり来たり…という場面を作りたかったのでしょうが、まだアクションがスムーズではないようでした。箱が行ったり来たりを表現するため大人数が複雑に動き回るので、このアクションシーンがピタッと決まればかなり面白くなるハズ。ジェイムズがカマキリ拳法を使ってミレディに挑もうとしていたのが笑えた。ダルタニャン危機一髪のところ三銃士か駆けつけ、ひとまず首飾りもバッキンガム公爵の手へと戻ります。

すべて:大役を果たして婚約者であるボナシューの家へ戻るコンスタンス。そこでDBを受けているところにダルタニャンが救いに入ります。「もうボナシューには頼らないで、自分の力で頑張って生きる」と決心するコンスタンスと彼女を励ますダルタニャン、二人で愛を歌い上げるのがこの曲です。このミュージカルの中でも最もミュージカルらしいナンバーかも。主役のヨチオに和音さんが歌い負けしないで、歌のうまい二人がフォルテッシモで歌い上げる愛の喜びの歌は聴いていて気持ちがいい。でも「ワーオ!」はもっと派手に長めに叫んで欲しい。私が聴いた時は控えめだった。

国王と王妃、貴族達が狩りを楽しんでいる。そこで来たるべき一週間後の国王の誕生日に、王妃があのダイヤモンドの首飾りを身につけることを提案するリシュリュー枢機卿。慌てたアンヌ王妃にコンスタンスは、「首飾りを取り戻す役目を果たせる人に心当たりがある」と言います。

ひとりは皆のために:話を聞いたダルタニャンは三銃士と共にイギリスを目指すことにします。その時大勢の銃士隊と共に歌う、派手で分厚いコーラスの威勢のいい曲がこれ。たぶんこの曲がミュージカル三銃士のテーマ曲です。この曲で第一幕は盛り上がって終わります。


オマケの一言を読む
posted by チャンドゥ at 14:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月20日

三銃士@帝国劇場7/19ソワレ(役者編)

某カード会社で取ったS席が二階のカス席(株主招待者に無料で座らせる席より更に壁際)だったことを受けて、急きょ入手した本日のA席一階席。直前に手配したからサイドブロックだったけれど、通路に近くて上記S席より遥かにマシ。

さぁ胸糞悪い話はここで終わり。
待ちに待った三銃士、My初日の話を書くことにしましょう。とは言え、何から書けばいいのやら。とりあえずキャスト別に感想を書いてみよう。

◆CAST(パンフレット記載順)
ダルタニャン(井上):初日から三日目、公演数にしてわずか4回目なのに、他の役者と比較して歌とアクションの完成度が高かった。これが主役を張る役者の素質なのか。全体的にアクションシーンがまだこなれていない中、ヨチオの動作にはキレがあって目立ってた。歌も時々高音でアヒルに聞こえる以外は、よく難しい音程のところまでよく声が出ていた。

アトス(橋本):ビジュアルは本当に恰好よかった。アトスがこんなに自分から笑いを取っていく役どころだとは予想外だった。歌は期待していなかったせいか、特に残念と思う部分もなかった。一番の聞かせどころが歌いあげ系の楽曲じゃなくてロック調の「クリスタルの天使」だったのも、本人に合っていたのだろう。

アラミス(石井):ソロで歌う部分が少なくて残念。キャラが薄かったのも残念。オペラグラスを使っても汗が見えるような席じゃなかったので、彼の暑苦しさを実感できなかったのも残念。でもコーラスの貢献度は高い。高音をパコーンと聴かせてくれている。ラスト付近でダルタニャンを奮い立たせる部分は、ポルトスとセリフを分け合うことはできなかったのか。

ポルトス(岸):長身イケメンがこういう風に化けるとは。お陰でキャラが立った。体格は肉布団を入れ厚みを増し、顔も丸く見えるような髪型とバンダナ。よく通る低めの声もいい。アクションシーンはあれだけ着こんだ上で人を投げるのは重労働で、見ていて心の中で「よいしょ」と言ってしまった。つまり、まだちょっと千切っては投げ千切っては投げというテンポ良い感じには見えなかった。終盤のダルタニャンに対する決め台詞は美味しい。

アンヌ王妃(シルビア):彼女の持つ声帯が羨ましい。日本人の薄いキンキン声とは違う厚みのある豊かな声が、落ち着いた王妃役に合っていた。ミレディの歌も存外良かったのだが、アンヌ王妃と掛け合いで歌うと、シルビアさんに思いっきり軍配が上がってしまった。ただ、容姿も声も落ち着いていたので、いったい何歳の役だったのだろうと思った。アラフォー王妃とお見受けした。

コンスタンス(和音):歌が最も仕上がっていた人。若くて可愛らしくて純粋なコンスタンスを嫌みなく演じられていた。ダルタニャンとのデュエットもヨチオに歌い負けない声量があって、聴き応え十分。ヅカの娘役ってヅカの舞台でもこんな風に声を張って歌い上げさせて貰えるのかなぁ。そうだったら娘役のナンバーでもっと良曲があるだろうに。しかし、自身のブログでコンスタンスの結末をネタバレしたのは感心しない。

ロシュフォール(吉野):輝いていた三悪人のうちの一人。長身で細身、ストレートの長髪で動作もスマート。アクションもキレがあって見応え充分。出番も多いしセリフも多いが、歌はなくて何よりです。彼が歌うとイケメン度が四割減だからね。しかし容姿も行動もスマートだからこそ、「バァーカ!」というセリフに違和感を感じた。この役はビジュアル担当なのか、それともお笑い担当なのか。彼がこんなに美しくなければ、こんな戸惑いもなかっただろうに。そして階段落ちが凄いです。衣装の中にはちゃんとクッションが仕込んであるのでしょうね?怪我がないように心から祈っています。

バッキンガム侯爵(伊藤):今回の舞台のプリンシパルで唯一、誰この人?だったのだが、アンヌ王妃が瞳を輝かせながら「黒い髪と黒い目、長身で…」と語った直後に登場したバッキンガム侯爵を見て、これならアンヌも惚れるわと納得の恰好よさでした。歌は一本調子でうま味はなかったので、早くこなれて欲しい。一緒に歌うのがシルビアさんなので、余計にそう願います。もっとバッキンガム侯爵らしい言動を見せる場面が欲しかった。

ルイ13世(今):歌わなかったらどうしようと思っていたが、ドイツ盤CDでアンヌがソロで歌っていた曲が、ルイとのデュエットになっていた。でも歌のうまさは二人とも充分だろうに、まだ息が合っていない二重唱だったので、早くバッチリ合わせてきて欲しい。そしてルイは歌でも歌っていたけれど「信じ切れなかった」という人間不信の部分を、もっと強調してもいいのでは。そもそもルイが魅力的で有能なら騒動も起こり得ないのだから、その問題の根源はキッチリ見せるべき。

進行役/ジェイムズ(坂元):役者か大道芸人か、はたまた座長かと二転三転した呼び名は結局プログラムでは進行役。オープニングの歌は失礼ながら喉が温まっていないような歌声だった。同じ節で二幕目のオープニングはスコーンと聴かせてくれたので、是非一幕目からスコーンと鳴らして欲しい。ジェームスかジェイ(ry.は結局ジェイムズでファイナルアンサーなのか?そして出てくる度に笑える役というのはアナタだったのね。アクションシーンの開脚ジャンプはさすがだったけれど、首飾りの箱を持った時にもたついて見えたので、はやくこなれて欲しい(こればっか)。三回連続側転の三回目は、バック宙に変更ヨロ!

ミレディ(瀬奈):謎の女、妖艶な悪女、17世紀の不二子ちゃーん。三銃士活劇・首飾り事件の陰の主役ミレディを元男役が演じられるのか、たぶん散々言われただろう。でも舞台で見てみればちゃんと女だった。瀬奈ミレディは言うなれば悲しい女かな。彼女のルックス(おみ足がステキ)と声質と動作で最初は切れる女に思えたが、箱の中身を確認しない詰めの甘さとのギャップが、結局愛を忘れられない女の悲しさを印象付けたと思う。登場一曲目は声量が今一つだったけれど後から気にならなくなったし、歌声の演技も良く聞こえた。それにしてもどうしてミレディがコンスタンスを毒殺するのか、未だに理解できない。その後自身も服毒しようとしていたが、なぜコンスタンスをも殺めたのか。それさえしなければ或いはアトスも…。

リシュリュー枢機卿(山口):舞台俳優としての底力を見せつけられた。セリフがかなり多いけれど、滑舌が良くて聴き取りやすい。私はこの人の高めのキンキン声は苦手だが、低い声は本当に美声で耳に心地よい。そしてリシュリューが舞台に出てきた時の存在感も凄い。これが長年ミュージカル界のトップに居る俳優の力量なんだなと思う。この人の歌う時の変な癖(両手を突き出して拍子をとる)も、この舞台では腕を高く上げる振付のお陰で封印されていて良かった。しかし特筆すべきはマイクスタンドのストレート部分を持って歌う、ソロの三曲目。これを考えたのは誰か?演出の山田氏か?もう天才!リシュリュー+超ロックがこのように化けるとは。スタンドのストレート部分を掲げながら兵士の間を練り歩く枢機卿は、観客の度肝を抜きました、ええ。かつらはもうちょっとボリュームダウンしたものに変えて欲しい。

ジャガイモ号:大変に愛嬌がある。ブサかわいいというヤツ。ダルタニャンがパリとカレーの港を往復する際に、さり気なく再登場させて活躍させて欲しかった!!!(心の叫び)
posted by チャンドゥ at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月11日

カス席?

とても、とーっても楽しみな東宝ミュージカル三銃士。
普段の観劇は贅沢してA席、ほとんどB席の私も、今回ばかりは頑張って数年ぶりにS席を申し込みました。
チケットを申し込んだのは、三井住友VISAカード。ミュージカルのチケットの取り扱いが多いから、わざわざ作った三井住友VISAカード。

しかし!
三井住友VISAカードにしてやられた。
届いたチケットは二階S席後方のサイドブロック最端。
サイドブロックの中とかじゃなく、本当に私の横は壁なのです。

久しぶりのS席だったのに、三井住友VISAカードにカス席を掴まされてしまった。
せめて端っこでも一階の前の方だったら…。
二階席でもA列だったら…。
S席の後方でも、せめてセンターブロックだったら…。

預金残高も少ないし、失業中でチケットもなかなか買えない。
そんな人間はカス席で充分と三井住友VISAカードは考えているのかしら?
そうだよね。預金が多くてチケット購入も頻繁な人に良席を渡すものだよね。

何カ月も前からミュージカル三銃士を見る日を待ち望んでいたのに、届いたチケットを見た瞬間、破り捨てそうになった。
楽しみにしていた気持ちに水を差されて、この配置をどのように考えればいいのでしょうか。

とりあえず、三井住友VISAカードは解約決定。持っていたって役に立たない。
posted by チャンドゥ at 20:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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