2012年01月07日

カルテット!〜Quartet!〜

映画『カルテット!』の初日舞台挨拶に行って来ました。

震災直後に浦安で大々的にロケを行った作品なので関係者がこの映画について語ると震災および浦安の被害と切り離せなくなるのだけれど、映画のテーマである家族の絆の再生と浦安の被害と復興とは全く関連付けられていないので、この映画で「日本を元気に!」というはちょっと無理があると思った。

だから震災とは全く関係ないものとして、音楽を通じて家族が絆を取り戻す物語としてこの映画を味わうことをお勧めします。家族だけじゃなく色んな人々が関わりながら、一家が少しずつまとまっていく所はなかなか見応えがあります。お母さんが「私にもこの演奏会が必要なの!」というシーンはウルッと来た。

ツッコミどころとしては、彩芽ちゃんが「父親がキモい」と言うけれど、あのカッコいい父親(細川茂樹)でキモいのでは世の多くの父親はゾンビか妖怪だよと思った。そして彩芽ちゃんの不良の先輩が、不良ってこんなに筋が通っているモンなの?とツッコミたくなるくらい大切なことが判っている系の女の子だった。

あとは主役の新人君とお姉ちゃん役の彩芽ちゃんの顔立ちの綺麗さを見て楽しむべし。


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posted by チャンドゥ at 17:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | お薦め書籍・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月20日

『北の動物園できいた12のお話』

本日は本の紹介です。

北の動物園できいた12のお話旭山動物園物語
角川学芸出版、浜なつ子 著、あべ弘士(絵)

漢字のフリガナの量から推察するに、小学校高学年あたりが本書の対象年齢だと思われます。
でも大人も読んで下さい。
日本における動物園に対する認識は、大部分の人は小学生の頃から変化していないと思われるからです。

そして本書は、伝えたいことを短い文章でキッチリと伝えています。
大きく四章に分けられた本書はそれぞれが3話構成で、合計12話です。
余計なエピソードなどに話が逸れることなく、一つの話が一つのテーマで分り易くまとめられています。

第一章のタイトルが「野生動物はペットじゃない」。
野生動物はペットでもなければ家畜でもない、人間の勝手な思い入れや都合のいい解釈の対象にもならなければ、動物の擬人化など全くの見当違いであることを、あらためて考えさせられる章です。
たぶん大部分の日本人が、ここから認識を改めないと動物園に対する見方も変わらないんじゃないかなと思います。

そして飼育係にとって動物の死が、こんなにも重いものなのかと胸が塞がれるような思いがしました。
手探り状態の飼育、巻き戻しすることができない時間、ああすれば良かった・ああしなければ良かったという後悔の一つ一つが動物達の健康と命に関わってくるのです。
動物の死が重大な出来事であるのは我々の想像に難く在りませんが、その前後の状況や感情を具体的に書かれると、命を扱う仕事って本当に本当に重い…としか言葉が出ません。

ハッキリ言って、第一章は公共の場で読んではダメです。人前で本を読みながら号泣するアブナイ人になりますよ。

第二章「4000通りの生きかた」は飼育のエピソードを、第三章「動物園のピンチ」は貧乏時代から「ととりの村」「もうじゅう館」〜「あざらし館」オープンまで、第四章「にこにこ笑って生きよう」では今後の話をしています。
特に第12話「森を捨てたヒト」では、現代人の抱えるモヤッとした不安感に関してふれられており、現代のねじれた価値観を解きほぐすヒントになっています。

野生動物とは?自然とは?そして人間とは何なのかを考えるため、動物園をもっと積極的に社会の中で活用して欲しい。
そしてその入り口として、子供も大人も本書に触れてみては如何でしょうか。
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2006年04月02日

『フリーズする脳』

『フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる』築山節 著、NHK出版

パソコンで作業をしている時に人から話しかけられて、頭が寝起きのように働かないと感じる事はありませんか?

私はその症状が顕著で、パソコン作業中に電話の取り次ぎなどで無理矢理喋ろうとすると口が回らないということが、しょっちゅうあります。
その理由は、本書にしっかりと記されていました。
新書判で薄い本、内容も専門用語を極力使わずに判り易く症例とその分析を書いてあるので、「最近頭がボケ気味?」と不安に感じられる方は是非読んでみる事をオススメします。

上記の私の症例にはオマケとして「目の焦点が動かなくなる人が多い」という特長も付いて来ます。
パソコンの画面に長時間集中するというのは、高速道路を車で走行する状態に例えられます。
前方の限られた範囲に集中するので、周囲の情報をキャッチしようとする脳機能はスイッチを切ったような状態になっているのだそうです。
脳の使い方が相当小さくなっている状態で、突然画面の前を離れたり別の事をやろうとしても、脳はすぐには切り替わらないので、しばらくは寝起きの頭で周囲を見回すような感覚になったり、強制的に視野が狭くなっているように感じたりするのです。

これは当然起こる脳のフリーズなので、この症状が出る事自体は特に問題ではありません。
しかし、一度脳をそういう状態にしたら「必ず」時間をかけて戻しておかなければならないのです。
なるべく屋外に出て、意識して目のフォーカス機能を使う事が大切なのだそうです。
脳が外界の情報を捉えようとする時にフォーメーション全体が変わることになり、それだけ脳がダイナミックに動くのです。
そうやって遠近感に対応しているうちに、脳機能のスイッチが少しずつ入っていき、周囲の情報をうまく取れる頭になってきて脳のバランスがとれてきます。
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posted by チャンドゥ at 13:45| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | お薦め書籍・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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