2016年01月25日

上原理生・沼尾みゆき ジョイントライブ

上原理生・沼尾みゆき ジョイントライブ
〜ミュージカル デュエット ベストラブソングス特集〜
@よみうり大手町ホール

歌の先生のお仕事が忙しくてピンチヒッターで出かけたコンサートでしたが、行って良かったー! 楽曲よし声よし音程バッチリで、ストレスの全くないひたすら幸せな二時間でした。伴奏は生ピアノ一本。舞台上は全員(3人だけど)東京芸大卒だそうで、そりゃ音楽コンサートとして濃密な内容になるわけだわ。

沼尾さんの中音も高音もどの音程も変わらない圧力で出る声が素晴らしく、声質もクリスタルのような澄んだ美声、しかも音程が全然外れなくて、まさに死角なし。地声とファルセットの違いは聴いていて判るのだけれど、音圧さえ同じように発声できれば声を切り替えても全然OKなんだわと、聴いていて感じました。凄く勉強になった。
上原さんはゲッセマネの後でブイドイだったから、途中で死ぬんじゃないかと聴いていて少しハラハラしました。ラ・マンチャとかサイゴンのクリスは音が高くて辛そうに聴こえましたが、怪人やヴァンパイアの伯爵はメチャメチャ合ってる(もしかして人外向きか?)。

デュエット曲はもうね、鳥肌ものでしたよ。ルドルフの『それ以上の』とか、聴いていて手を合わせたくなったもの。『夜のボート』も二人の声質が曲にマッチしていて、それはそれは美しかった……。

セットリストは折りたたみました。セットリストはこちらから↓
posted by チャンドゥ at 23:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月24日

DNA-SHARAKU

東京千秋楽の新国立劇場 中劇場で『DNA-SHARAKU』を鑑賞。

この物語の主題は「芸術に揺り動かされる日本人の心」なのかなと感じています。第二幕はこんなに泣かせられるとは思わなんだ。千秋楽の一枚しかチケット取ってなくて激しく後悔しました。楽曲も良くて、もう一度鑑賞したいです。

新妻聖子、坂元健児、中川晃教、藤岡正明という誰もが認める歌ウマのミュージカル俳優4人を揃えた本作は、ここぞという場面で巧くて上手い歌を聞かせてくれました。歌声が時に心に突き刺さり時に心に沁み通る、そんな耳福な満足感を味わえました。声質も四者四様、タイプは違えど聴くと胸が高鳴るような美声。この4人をよくぞ集めてくれました。

dna-sharaku.jpg
posted by チャンドゥ at 22:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月04日

ニック・ピテラさん

"One Man Disney Movie" Nick Pitera Disney Medley Music Video

上記のタイトルでYouTubeで見られるムービーが凄い。
一人の男性が6役でディズニーの名曲メドレーを歌っていますが、その声が不思議なんです。男性なのにヒロインの高くて綺麗な声を出しているのです。

画面はこんな↓感じで六つに分かれています。

ヒロイン| 助演 |ヒーロー
-―――+―――-+――――
コーラス| 悪役 |コーラス

メドレーなので曲によって誰かが歌ったり時にはハモリながら、ヒロインはヒロインらしい仕草、悪役はずっと悪役の演技で、歌いながら小芝居しているのもとても楽しい。更にはヒーローが歌っている時に全員がヒーローの方向を見ていたり、コーラスの人の画面からヒーロー/ヒロインの画面に物が移動したりと、凝りに凝っています。

選曲も良いです。この動画で聴ける曲名は下の方に(他所様のブログから)コピペしましたが、充分にディズニーの販売促進になっていると思います。リア・サロンガさんがムーランを歌っていたのは知らなかった!大好きなヘラクレスのI Can go the Distanceの少年声もバッチリ再現されている!そしてアリエルの歌声は鳥肌モノです!

この動画で歌っていNick Piteraさんは現在はピクサースタジオの社員だそうで、えっ?プロの歌手じゃないの!?ですよね。これだけ歌も巧くて音域も広い、その上で男声・女声を使い分けられる能力まであるのに歌手じゃないって、はぁ、アメリカって広いわー。ちなみにニックさん、最新の動画ではオペラ座の怪人で一人三役で歌っています。女の私ですら歌えないクリスの歌を…!

ニコ動ではこのニックさんのディズニーメドレーにオリジナルアニメの映像を被せた動画を見ることができますが、著作権の問題はこの際脇に置いておいて、この動画職人の技術も高いのです。しかも星に願いをにラプンツェルの映像を重ねるセンスの良さ。こんな職人がぼこぼこいるなんて、日本も広いわー。

下にニックさんのディズニーメドレー動画、貼っておきます。
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posted by チャンドゥ at 11:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月07日

カルテット!〜Quartet!〜

映画『カルテット!』の初日舞台挨拶に行って来ました。

震災直後に浦安で大々的にロケを行った作品なので関係者がこの映画について語ると震災および浦安の被害と切り離せなくなるのだけれど、映画のテーマである家族の絆の再生と浦安の被害と復興とは全く関連付けられていないので、この映画で「日本を元気に!」というはちょっと無理があると思った。

だから震災とは全く関係ないものとして、音楽を通じて家族が絆を取り戻す物語としてこの映画を味わうことをお勧めします。家族だけじゃなく色んな人々が関わりながら、一家が少しずつまとまっていく所はなかなか見応えがあります。お母さんが「私にもこの演奏会が必要なの!」というシーンはウルッと来た。

ツッコミどころとしては、彩芽ちゃんが「父親がキモい」と言うけれど、あのカッコいい父親(細川茂樹)でキモいのでは世の多くの父親はゾンビか妖怪だよと思った。そして彩芽ちゃんの不良の先輩が、不良ってこんなに筋が通っているモンなの?とツッコミたくなるくらい大切なことが判っている系の女の子だった。

あとは主役の新人君とお姉ちゃん役の彩芽ちゃんの顔立ちの綺麗さを見て楽しむべし。


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posted by チャンドゥ at 17:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | お薦め書籍・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月02日

実は30年以上好きなんです

サイボーグ009が2012年秋に劇場用長編アニメーションとして公開予定だそうです。
『009 RE:CYBORG』というタイトルになるんだそう。
もう何度目のアニメ化なのか判りませんが、今回の絵柄は個人的には「よくやった!」

009re.jpg

003は髪にもうちょっとウェーブというか柔らかさが欲しいですね。色っぽくなったのは個人的にはグッジョブ!
私が二番目に好きな008は毎度毎度キャラデザインで物議を醸しますが、まぁ無難なところに収まった感じ。ちょっと老け過ぎちゃったかな。もっと長身スリムマッチョの知性派イケメンでも良かったのに。あっ、でもそうすると002、004と被っちゃう?
005はモヒカンじゃなくなって良かった。インディアンっぽい顔立ちになったねー。これで低音ダイナマイトヴォイスで、真理を突く一言をボソッと言ったりしてくれると嬉しい。
007は笑っちゃった。彼をここまで恰好よくする必要があったのか。ヤバイよね、これで髪の毛があったら私の好みのタイプNo.1になっちゃう。
002はアレだな。元の絵を活かしてリアル路線にすると009と被っちゃうから、こんなんなっちゃいました的な? 絵はいいんだけれど、これでジェットの熱さは出せるのか。トレーラーの中でウォール街の凄腕トレーダーっぽかったのは、クール過ぎてジェット的ではなくってよ。
それを言うんなら009もヒルズ族という設定だという噂を聞いた、オイオイ。声は井上さんじゃないのかなぁ。もう無理なのかなぁ。
全員がリアル美形外人化した結果、アオリを喰らったのが006でした。唯一の純粋アジア人が残念なことに…。彼はこのキャラデザインでチームの中のお笑い担当をやれるだろうか。
001は彼の精神年齢から考えると、おしゃぶりは不要なんじゃね?おしゃぶり無くしちゃえばいいのに。
逆に004の瞳は「常に表示」でいいのに。あと、これだけ色々とチェンジがあったのに004のトラック運転手設定だけは変わらないんだ、ふーん。

まだキャラ画が出ていないギルモア博士にも期待。どんだけイケテル初老外人紳士が来てもOK!ジョージ・クルーニー的でも受け入れOK!

でもここまでキャラデザインで外見を変えたのなら、恥ずかしくて海外に出せないあの名前設定も変えちゃえばよかったのに! 外国人の名前について無知な人間が適当に考えたっぽい、あのサイボーグ達の個人名よ。女優のフルネームそのまんまとか、名前が二つで苗字がありません(アルベルト・ハインリヒって由美かおるとか美保純とか結局そんな名前と捉えるしかないんだよね)とか、どうして苗字と名前が「々」でつながってんだよとか、ピュンマの名前から連想されるピューマは南北アメリカ大陸の動物でアフリカにはいないよとか、もう残念としか言いようのないアレです。もし変える気がないんなら、グレート・ブリテンとかG・Bにしちゃえよ。

ついでに戦闘服も全然別物にして良かったのに。黄色いロングマフラーとかチャラっぽくてね。胸のボタンが小さくなったのは理解できるけれど、どうせなら衣装全体をリアル路線で行っちゃってくれて全然構わなかったのよ。

とどのつまり、私はサイボーグ009のチーム設定とキャラクターの性格というかチーム内のポジショニング設定さえ残っていれば、それ以外の部分には割とこだわりはなかったのね。初めて009にハマッた33年前から、自分の中でサイボーグ009のチームワーク的な物語が好きというところは変わっていない気がします。

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posted by チャンドゥ at 23:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Cyborg009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月25日

ロッキーホラーショー@横浜KAAT

ティム・カリー様のフランクン・フルターこそ至高の私ですが、10年以上前に渋谷で見たRollyのフランクンも好きでした。そして今回は、古田新太フランクン。最もオドロオドロしいフランクンでございます。古田フルターは痩せたと聞いたけれど、やっぱりムッチムチだったね。

横浜公演の千秋楽でクリスマスの12月25日。古田フルターからは「クリスマスは家族と過ごす日だってぇのに、こんな舞台を見に来やがって、お前らよっぽどの事情があるんだナッ!お前らは皆おれ達の家族だぁーっ!」という暖かいお言葉をいただきました。

ロッキーホラーショーと言えば観客参加型ですが、前回観劇した時はRollyは熱演だったのに観客が冷めていてとても残念だった記憶があります。しかし今回は観客席も盛り上がっているらしいという噂を仕入れ、私もペンライトと観劇中に頭に被る新聞紙を準備して臨みました。でも新聞紙は英字新聞が入手できなかったので、浦安新聞でスミマセン。

野毛山動物園からの移動に思いのほか手間取り(直通できるバスの路線がないんだもん)、開演10分前に座席に到着すると、客席はポップコーン販売で凄い盛り上がりでした。客席で飲食禁止だというのに、ポップコーンが数箱単位で売れていく。しかも客席にコスプレ率高し!そして客席が盛り上がったまま、開演するのでした。もちろん客席参加率も高い!タイムワープで立って踊った人は半分以上いたと思う。ペンライトも色とりどり。ただし客席がペンライトを消すタイミングが今一つ合っていなかった。

その他に印象に残っている事。グリフィス・ちか嬢の乳スゲー。ミュージカル界のプリンセス、玲奈嬢はこんな舞台に出ていて芸歴的にどうなの?辛源さん、色んな意味で凄い。
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posted by チャンドゥ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月24日

坂元健児Live2011 ホシニネガイヲ。

今回のサカケンのコンサートは宮崎誠様の伴奏ではありません。ピアノ&バイオリンです。ゲストは千紘れいか様です。場所はいつものラゾーナ川崎プラザソルです。千葉県民には行くのが面倒くさい場所です。

しかも自分でもウッカリしていましたが、この日はクリスマスイブ。夢見ヶ崎動物園からラゾーナ川崎に移動して軽く何か食べようと探したら、どこも家族連れ、彼氏彼女連れ、友達連れで一杯。やっと座れたスタバのコーヒーが胃に染みた。あ、バスで川崎駅に行くと夕方は駅周辺でメチャ混みするので、手前で降りて歩くのが良いと思いました。

コンサートは二部構成で第一部がJ-Pop、第二部がミュージカル曲でした。正直なところ第一部は知らない曲ばっかりで自分としては今一つでした。第二部だけで良かったかな、私には。J-Popって選曲の好みが合わないと、どんなに上手い人が歌ってもモヤッとするんだなと分かりました。私、アンジェラ・アキ嫌いなんだよね。マッキーの曲はサカケンに合ってる。

第二部は素晴らしかった。僕こそ音楽(M!)も父さん(三銃士)もカフェソング(レミゼ)も、ミュージカルの舞台で実際にこれらの役を得てサカケンが歌うのを聴きたいです。やっぱりサカケンの歌声はミュージカル界の宝ですよ。

でもこの日最も印象に残ったのは、世界が終わる夜のように(ミス・サイゴン)のデュエットでした。ミス・サイゴンは物語が苦手でずっと前に一度鑑賞したっきりでしたが、このデュエットを聴きながら「何?この素敵な曲は!」と雷に打たれ、帰宅してからは図書館で借りたロンドンオリジナルキャストのCDをヘビロテしています。ああ、食わず嫌いだったわ、私!何という楽曲の良さ。サカケンがミス・サイゴンに出演している時に、もっと帝劇に通っておけばよかった。サカケンの歌声は良い楽曲の良さをきちんと聴かせることができると改めて思いました。

サカケンのファンクラブには入っていない私ですが、その後の風の噂でファンクラブメンバーに配布された特典CDで、サイゴンの「Why God why?」が収録されていると聴き、ファンクラブに加入していないことを激しく後悔しております。そんな非売品CD、一生の宝だわ。あーあ。
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posted by チャンドゥ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月22日

VOJA Christmas Gospel Night 2011

毎年恒例のVOJAクリスマスライブ@東京文化会館大ホールに行きました。
その前週に自分が春まで所属していたクワイアの冬コンを聴いてガッカリして、VOJAの歌を聞いたらもう元のクワイアには戻りたくなくなりました。

でも今年の特集は今一つだったかな。くるみ割り人形のメドレーは自分がピアノ譜を弾きこんだ楽曲だっただけに、粗が目立ち練習不足を感じました。それでも上手いんだけどね。
やはり数年前のJAZZ特集が至高だったかな。Birdlandをもう一度聴きたいです。
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posted by チャンドゥ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月15日

ダンスオブヴァンパイア12/13ソワレ

ナビザの予約で全滅したヴァンパイアでしたが、オケピでB席を譲っていただき、今回の再々演もお城の舞踏会に行くことができました。しっかし久しぶりに行って痛感したのは、この演目だけは一階席じゃないとダメだということ。二階の置いてけぼり感がパネェ。役者が頻繁に一階席の客席通路を行き来するので、役者が客席降りする度に全然見えなくて、笑いとか起きても何やっているのかサッパリ判らねぇ。Wキャストの演目だし、もう一度別キャストで一階席で見直したいけれど、失業中の身で贅沢はできないのだった。

それにしてもヴァンパイアは楽しいねぇ。特に長いダンスシーンは見応えがある。『悪夢』の4人のシンガーも今回が最も揃っている気がしました。男声で一人だけ音が♯気味の人がいたけれど。Wキャストは今回は浦井君と愛ちゃん。浦井君は安心して見ていられます。恰好良いのによくあそこまで崩せるよね。初めて浦井君を見たのはエリザのルドルフで何て顔が小さく脚が長い若者だろうと驚いたけれど、最近同じくらいスタイルの良い若手が増えたなぁ。愛ちゃんは声は綺麗だけど、如何にもPAで音量上げているのがバレバレの音質に聴こえました。他の役者さんと声の響き方が違うもん。でも不安定な高音とロングトーンがもっと安定したら、可愛らしいサラとして決して悪くはないと思う。「もうお風呂になんか入らないわー!」のセリフは歴代サラの中で最も合ってるし。あと、私の隣が30代の男性お一人様だったのだけれど、お顔、ファッションとも石丸幹二さんと鈴木綜馬さんを足して2で割ったような爽やかイケメンだった。愛ちゃんか?愛ちゃんファンなのか?!アタシじゃ駄目ですかぁ〜!!

伯爵様は声が少々ザラついていたような(山口さん比)。ま、この方の場合非常に高いレベルで良いかちょっと悪いかという話なんですけれどね。教授は歌詞がよく聞こえる。でも所々アドリブがらみのところで相手役共々gdgdになっていた。霊廟のシーンとか。今回のキャストで良かったのはジェニファーのマグダですね!やっとピッタリのマグダが出てきてくれた感じ。シルビアさんとか貫禄がありすぎたもんね。あと、ヘルベルトが美しかった。サラをエスコートするときの優雅さは前役の吉野さんの動作には敵わないものの、ヘルベルトが舞台に出てきた時の面白さは今回も高値安定です。

クコールは駒田さん以外にはもう演じられないんじゃないかと思う。ただ個人的には初演の怖いクコールがベストで、今回は可愛すぎです。「召し上がれ〜」にはマジ笑いしたけどね。クコール劇場はドラムとギターのBGMが入って、グラサンと箒でエアギターやってた。うーん、ヘルベルトかアルフレートが出てきてくれるバージョンのが見たかったなぁ。あと、終演後ロビーでクコールが募金の呼びかけをしていた。あの醜いメイクなのに、姿勢の良さの目ヂカラのせいで凄くカッコ良く見えた。毎回終演後にロビーに出てる駒田さん、今の時期に役者として何が出来るかを考え実行している素晴らしい役者さんです。

ヴァンパイアダンサーは初演から出ている方で凄い熱演だったけれど、もうちょっと美しさを出してもいいのではないかしら。あまりにもがき苦しみ過ぎて、身体能力は凄かったけれど見ていて苦しかったわ。あと、明らかにミスしたと判る部分があった。本来は何をするところだったのかは知らないけれど、何かやり損なったなと見ていて分かってしまった。とか何とか言っても、この方も高値安定なんだけどね。もう腕の振り一つとっても動きが綺麗で眼福でございます。できれば髭は無い方が…。

アンコールで恒例の盆踊りの時は、入場の際に手渡されたピンクのサイリウムの腕輪が綺麗でした。帰宅して観葉植物に腕輪をひっかけておいたら、夜中にトイレに起きた時もまだ光って綺麗でした。

ヴァンパイアは冬の上演の方が雰囲気が出るので、また是非数年後の冬に再々々演をして欲しい。その時には安定収入を得ていてリピート観劇したい。
posted by チャンドゥ at 19:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月28日

ゴスペラーズ2011ツアー「ハモリズム」@東京国際フォーラム ホールA

土日両日に参加したゴスペラーズ2011ツアー「ハモリズム」。ただし26日(土)は二階18列、27日(日)は一階2列ということで、二日目を中心に書きます。

ファンクラブに加入してちょうど11年になりますが、これまで突破できなかった20列目の壁を初めて乗り越え、何と2列目!チケットが届いた時からこの日を心待ちにしてきましたが、当日幕が上がったらそりゃあもう大惨事さ。

結論から言うとリーダーの声が、ファルセットだけ出なかったのです。それもライブ序盤のかなり早いうちから出なくなっていた。地声とファルセットを頻繁に切り替えて歌う『銀座カンカン娘(6曲目)』で「ああ喉を痛めてるわ」とハッキリ分かったけれど、その前から兆候はありました。

初めて至近距離でリーダーが歌う姿を目にして、
この人はあの素晴らしいファルセットをこんなに歯を食いしばって出すの?
全然ファルセットの声が聞こえないけれど、生声がここまで届かないだけでマイクには入っているのかな?
昨日とはハーモニーも違って聞こえるけれど、これも生声が聞こえる距離に居るから違うように聞こえるのかな?
と、私は???だらけになっていました。目の前で起こっている事が自分が初めて前方列になった故のことなんだと、ずっと自分に言い聞かせてた。

思えば昨日(一日目)も序盤でリーダーの声が出ていないなと感じました。しかしこの日は徐々に声が聞こえてきて、中盤の『見つめられない』のファルセットはバッチリだったので、単にスロースターターなんだなと思ってた。
恐らくリーダーの喉の不調は昨日もあったけれど、昨日は力技でねじふせてファルセットを出したのでしょう。昨日はそれでどうにかなったけれど、結果的に症状を悪化させてしまった。

国際フォーラムのホールAで歌う時、私も歌の先生から「この広さだからガナリに気を付けろ」と何度も言われました。実際、ステージに立って5000人収容の客席に向かって歌うと、魂を奪われたようになって制御が効かなくなるのです。
もちろんリーダーは私なんかのレベルとは全然違うけれど、一日目の国際フォーラムのステージに立った時、リミッターが外れて頑張りすぎたんだろうな。J-Popでハモリの代名詞みたいなゴスペラーズのリーダーで、しかも根は真面目(良い意味で真っ当な責任感があるということ)な人となりだもんな。

とにかくリーダーの高音が聴こえないので、いつもと違うハーモニーに聴こえたのも当然です。しかし地声は普通に出ているのに(終盤は地声も掠れ気味だったけれど)、ファルセットだけ出ないとはどういう事でしょう。結節などでなければいいのですが。私は風邪の時、地声は完全に出なくなってもファルセットだけは出ることが多いのですが、リーダーの、というか男性のファルセットはやっぱり特殊なんですかね。

それにしても、今日のリハの時は調子はどうだったのかしら。ゴスペラーズのリハは本番丸ごと一本分と聞きましたが、その時にファルセットはどの程度出ていたんだろう。リハの時点で不調があそこまで明らかだった場合、注射で一時的に声が出るようにするという選択肢もあったと思うけれど、やっぱりそれは禁じ手なのかな。あの、数時間だけ嘘のように声が復活するという、歌手やアナウンサーなどにとってのファイナルウェポン=声帯への注射。副作用で熱が出るらしい。でも正直なところファンとしては、そこまで強烈なドーピングをやるくらいなら公演延期して欲しいです。ドーピングは響声破笛丸までにしておいておくんなまし。

でもこの日リーダーが前代未聞の不調を抱えていたからといって、ライブの見どころが無くなったわけではありません。
私の中ではリーダーの不調より印象に残ったもの、黒沢薫の絶唱Lean on me。声の調子と気迫と技量と表現力と…、いやもう私ごときでは評価しきれるものではない、魂を奪われた歌唱でした。ブリッジ部分の最後のロングトーンが終わった時、私は何も考えず拍手をしていました。心からの称賛です。日曜日の黒ぽんのLean on meを聴けた事はゴスマニアとしてかけがえのない体験となりました。

更に直前のリーダーからの耳打ちでコール&レスポンスを代わった時の黒ぽんの動じない姿、表情を変えずに自然にコールを始める様子を間近で見て感心しました。他にもリーダーがファルセットで黒ぽんが下パートのユニゾンコーラスを直前の黒ぽんのゼスチャーでパートチェンジして歌った時の二人の集中した様子、リーダーがほとんど出てないファルセットで歌っている時に口元からマイクを少し離して音量をフォローする黒ぽん。彼らが20年以上共に歌って築き上げたものを見せて貰って、あらためてゴスペラーズに惚れ直しました。

この日の観客が書かれたブログでは、他の三人もそれぞれにリーダーのフォローをしていたそうですが、普段20列目より後が定位置でこの日初めて2列目だった私には彼らの何が普段と違っていたのかは判りませんでした。残念。黒ぽん以外もパートチェンジしていたそうですが、5声ハモリで誰がどの音を歌っているかなんていちいち把握していない私には聴き分けできませんでした。ただコーラスで時々「あれ?こんな音色だっけ?」と感じたところで、リーダーがハモリの積みを変えて歌っているっぽいなと感じた部分はありました。

あ、そうそう。『ひとり』でリーダーがファルセットで歌うところをオクターブ下げして歌った部分がありましたが、私はあれはフレディ・マーキュリーを思い起こしました。Queenはアルバムの完成度が高過ぎてライブで再現できないバンドの代表格で、フレディはライブではアルバムとは違う歌い方をしまくりでした。声が出ないなら無理にCDを再現せず、出せる音域でアレンジしまくって歌うのもアリだったのではないかしら。ライブでの楽曲の完成度を現すのは、CD再現率の高さではなく、その日その場の条件でどれだけベストに近い演奏を聴かせられたかどうかだと私は思います。そういう意味で、コンディションに合わせてハモリの積みを変えるのもアリでした。

あと10年待っても今回のような良席は当たらないかも知れないと思うと、今回は正直言って残念で堪らないのですが、いつかまた生声が聴こえる席でライブを楽しめることを願ってまだしばらくはゴスマニアを続けるつもりです。

最後の挨拶で
(以下、まだ続く)
posted by チャンドゥ at 15:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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